R
2 ・ R 4 ・ R 6 |
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概要 |
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強化された長く厚い平型ゲージガラスに数条の反射溝を刻み、この反射溝が液側になるようにゲージガラスを液面計の本体窓部に置き、カバーで挟んで締め付ける構造です。気体部では入射光線が溝によって反射されて銀白色に輝いて見え、液体部では光がそのまま液体部に入って行くので黒く見えます。気体部と液体部が銀白色と黒色に色分けされるので、無色透明な液体でも気体部/液体部を明瞭に識別することができます。 |
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用途・特長 |
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R2シリーズは、広範囲の機器・装置に使用できる汎用性の高い低圧標準液面計です。
この液面計は、他の液面計と比べて構造が簡単ですので、故障の可能性が皆無で価格も比較的に廉価です。
ただし、ガラスを腐食する液体の場合は使用できませんが、強酸、強酸化剤、混酸、強アルカリ溶液の場合にはPFAあるいはFEPコーティングガラスにより使用することができます。また、原油などの粘着性の高い液体に対しては、シリコーンコーティングガラスを使用します。スチームの場合は、透視式をお奨めいたします。 |
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R4シリーズは、「R2型」よりも高い中圧用標準液面計です。
高い圧力のシール性を保持するためには、強い締付け力が必要となります。そのためにそれぞれ締付けトルクの値が異なります。オーダーメイドですから、それぞれのトルク値を仕様書あるいは取扱説明書に明記しております。締付けは、液面計には非常に難しく大切なポイントとなっております。これは当社の直視式水面計の全てにいえます。その締付け力によって生じるカバーの変形を抑えるため、カバーは両端リブ付きの堅牢な鍛造品を使用しております。 |
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R6シリーズは、「R4型」よりも更に高い圧力の液体の場合に用いられる高圧用標準液面計です。 |
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R2・R4・R6の主な仕様(◎:標準材質 ○:オプション ―:供給不可) |
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液面計型式 |
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R2 |
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R4 |
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R6 |
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参考図面ダウンロード(PDF) |
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─ |
最高使用圧力
(ガラスサイズ№4の場合)
単位:MPa(kgf/c㎡) |
6.3( 64) |
10.8(110) |
12.5(128) |
温度範囲(℃) |
-10~400 |
-10~400 |
-10~400 |
材
質 |
本体 |
炭素鋼 |
◎ |
◎ |
◎ |
ステンレス鋼 |
◎ |
◎ |
◎ |
ガラス |
硼珪酸 |
◎ |
◎ |
◎ |
シリコンコーティング |
○ |
○ |
○ |
FEPコーティング |
○ |
○ |
○ |
ガスケット |
PTFE |
◎ |
◎ |
◎ |
グラファイト |
○ |
○ |
○ |
ノンアスベスト |
○ |
○ |
― |
ボルト |
ボルト用鋼 |
◎ |
◎ |
◎ |
ステンレス鋼 |
○ |
○ |
○ |
接続される代表的な
ゲージバルブシリーズ |
L200
L500 |
M100
M500 |
MY100
MY200
H200 |
高圧ガス認定品の有無 |
○ |
○ |
○ |
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